日創研経営研究会全国大会2008IN OKINAWA


(大会テーマ)自立 ~万国津梁の精神を世界へ
(会場)沖縄コンベンションセンター
(主管)日創研琉球経営研究会
(日時)6月5,6日


沖縄での全国大会はカリユシウェアーでの参加が正装として承認され
ほとんどの会員さんがカリユシウェアーで参加され、いつもとは少し違った
雰囲気で始まりました。
田舞本部会長のより、人として、家庭企業、国としての自立、真の自立とは
何か?を問い、大いに学ぶ2日間にしましょうとの挨拶でスタートしました。


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●基調講演Ⅰタイトル)沖縄の昨日、今日、そして未来 島人の肝心
 講師)崎原真弓氏(フリーバスガイド)


沖縄の文化、心を伝えていく「スーパーバスガイド」として独自のスタイルで
歌・三味線・舞踊・空手・おばーが語る沖縄の歴史などの自作自演の独り
舞台を披露いただきました。
おばーの語り口調で語る沖縄戦の真実のシーンは、私たちの知らない悲しい
歴史であり、軍事基地に囲まれ今なお終わっていない沖縄の戦争が同じ
国民として強い衝撃をうけました。
崎原さんはもともとバスガイドとして独立をしたが、ちょうどその頃、アメリカの
同時多発があり沖縄は大きく観光客が減り、崎原さんも仕事がなくなった。
「仕事はなくなったが時間が与えられた!」とボランティアで老人施設などを
まわり伝える技術を磨きそして現在の一人芝居が生まれた。まさに困難を
希望に変えた可能思考の持ち主でした。


●基調講演Ⅱタイトル)自立を支えた一念とビジョン サンゴ礁の再生
 講師) 金城浩二氏((有)海の種 代表取締役)


沖縄の海を守るため独学で珊瑚の移植にとりくみ、日本青年会議所の
「人間力大賞2007」グランプリ、内閣総理大臣奨励賞、環境大臣奨励賞を受賞。
「今自分が行っていることは経営者としてはどうか?思う」という話し出しで講演
はじまりました。沖縄の海が好き、珊瑚が好き、子供たちの未来のため、珊瑚の
再生をはじめたという、100%理念経営を行っているとのこと。前半は地球環境
のこと、沖縄の海がどのように環境汚染されてきているかなどそして珊瑚の再生が
どれだけ私たち人類にとって大切であるかを伝えていただきました。珊瑚の養殖に
取り組みだしたとき、前例がないので銀行も、学会も誰も相手にしてくれず、生活は
苦しく、誰も支援してくれなかった、また珊瑚は保護動物なので触ることもできず、
行政との調整も難航した。許可が下りるまで2年がかかりいよいよ着手した、しかし
学会からは「生態系に手をいれてはいけない」とバッシングを受けたり、社員にも
「志だけでは飯は食えない」と言って去られてしまった。2007年の青年会議所の
受賞により一遍した、何かに評価されると周りの評価は(意見)はこんなに変わるの
か!と思うほど回りの反応が変わったという。
最期に金城さんは熱く語った
「大人は大事なことを教えてくれるが何もしてくれない」
「僕らはこのままでは環境を食いつぶした人たちになる」
「志が強ければ生活は変わる、志で活きていける」
「お金で判断してはいけない=間違いを犯す」
「死ぬときに自分の志に満足できるか、自分が死ぬときに後悔することは
しないこれがすべての判断基準にしている!」  


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基調講演Ⅲタイトル)真の じりつ を目指す人材育成
講師)上原義雄氏(那覇鋼材株式会社 代表取締役会長)


昭和46年に那覇鋼材株式会社を設立して現在年商百億円の那覇鋼材グループを
築いた。
「沖縄の本土復帰無くして戦争は終わらない」と当時の総理大臣が言ったのを聞いて
「これからの混乱期はチャンスだ今会社をつくらねば」と思ったという。
いざ会社をつくるのはお金がいる、当時の銀行も担保担保というので上原氏は
「銀行は物にお金を貸すのか!人に金を貸すのか!」と一喝した!その熱意から
その後融資の話もすすみ見事起業したそして、予測どおり超インフレがきて仕入れの
3倍で物が売れ大きな資産が出来た。
会社が儲かると褒める人が多くなるが、「褒める人は敵と思え、叱る人は師と仰げ」と、
社員面接でいつも約束させることがある


①10年以内に家を建てる=財形をさせる=安らぐ場所ができる
②賭け事をする人は採用しない。→仕事への集中力がなくなる、家族不安になる。
  人を育てる=自分の子供を育てるのと同じと思えばいい!自分の子供に言うことを
  なぜ社員に言わないのか?
  社員がミスを犯したときは、すぐに一緒に行って土下座して誤る姿を社員に見せる
  →ミスを犯した社員に説教をすると何も出来ない社員になる→悪いとわかってい 
  たら責めたらダメ!
  「会社は人財を育てる道場である」と上原氏の言葉には説得力があった。

夜は会場をリザンシーパークホテル茶谷ベイに移り、沖縄の歌と踊りがいっぱいの
大懇親会と楽しいひとときを過ごしました。
2日目は5つの分科会に分かれて学んだ後、かわいい子供たちの沖縄の踊りを見
ながら長寿弁当をご用意いただきました。

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基調講演Ⅳは「コアコンピタンス経営なくして、真の自立なし!」というテーマで
パネルディスカッションが行われました。
本大会まとめの言葉は「美しい海をうつくしいまま、美しい空をうつくしいまま、
美しい日本を美しいまま次の世代に」そんなメッセージをいただいた大会でしたと
田舞代表は締めくくられました。
来年の全国大会は5月15.16日、富山です!   

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