講師:シンバホールディングス 社長 安里繁信様

 安里様は、沖縄県にて年商600億円のシンバホールディングスを経営され、また、最年少にてJCの会頭も就任されております。
 最近では講演を控えられている中での、ご登壇でしたので、当日は350名を越える、多数の会員企業の方、及びオブザーバの方が熱心に安里様のお話を聞き入っておられました。
以下に安里氏のご講演内容の一部をご報告致します。


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(尊敬する人について)
 私には尊敬する方が2人いる。ソフトバンク社長の孫正義さんと、女優の藤原紀香さんです。藤原さんを尊敬する理由は、企画を自ら立て、提案する力です。藤原さんが女優になりたいと思ったきっかけは、阪神大震災の時、アーティスト達が立ち上がり、復興に協力した。その行動力と影響力を見て、自分も同じような影響力のある人間になりたいと考え、女優になったそうです。今でも、ボランティアなどの現場に入り、体験をされています。
 孫さんは、何も無しから、一代で成功した経営者です。彼は米国でマイクロチップの一面広告をみて、コンピューターの業界に入った。帰国後、会社を立ち上げ、社員の前で次のように言った。
私は20代で世間に名乗りをあげ、30代で名乗りを信用に上げる。40代で大きな改革を行い、50代で世界一になる、60代で後継に譲る。 この話を聞いた社員2名はすぐにやめられたそうです。しかし、孫さんは有言実行をされました。


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(経営者の資質について)
よく、経営者は松下幸之助の本を手に取り、松下はこう言っている、というが、そういう経営者には「今、あなたに松下を語る資格があるのか?」と問いたい。
経営者はます、自らの成長が先。なぜなら、社員の人生を預かっているから。会社を否定することは、人生を否定することです。


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(自己の経営哲学について)
 私が多角化している理由は、業界に縛られたくないからです。業者は一生業者。そして、個人的には親孝行です。子供にはひもじい思いをさせたく無い。当たり前の原理原則から、社のコンセプトを導き出した。
 よく、やさしさが必要というが、強くないとやさしくなれない。

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(生い立ちについて)
学歴、貧困、沖縄のコンプレックスを持っていた。父は立派であったが、母はもっとすごかった。子供の前では父ちゃん日本一というので、自然と父を中心とした家庭の輪ができていた。
 私自身、人と違い40年必死に生きてきた。食べるために。怠け者は年齢を上積みする。1年1年どう生きてきたか?私の40年は普通の人の40年以上の内容がある。

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(人材について)
 中小企業はすぐに現場に人を入れるが、それでは人は育たない。職業人の前に社会人。沖縄の甲南学園のがきや監督は3年で日本一のチームを作った。監督が行ったのは早寝早起きの徹底。6時におきて、9時に寝る。起きて30分散歩をさせ、自分で見たものを皆に共有させ、感想を述べさせる。これは社会人を作るため。
 甲子園に出ても、30代で選手をしているのは20%、半分は破産宣告。生徒にこのような思いをさせないため、社会人としての教育を重視する。
 また、4番でエースは日常でもエースでなければならない。そうでないと、チームが一体にならない。

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(業界の枠について)
 同業者とは、つるまない。業の縛りにこだわることは大嫌い。生産性を感じないから。
売上が悪いのは業界のせい、という考えはOUT。業界の考えには必ず限界がある。
今大事なのは、業界の枠を超えること!業界の理屈は世界の非常識。

などなど、書ききれないほどの多くの内容でしたが、一部を抜粋させて頂きました。
当日、残念ながら参加できなかった皆様も、少しではありますが、安里様のお言葉により、何か啓発されることがありましたら、幸いです。

以上


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