2024年6月21日
5月度例会
5月例会では、株式会社赤鹿地所、赤鹿レクチャラーをお招きして、現在、そして今後の人口・新築分譲住宅市場が縮小する経営環境の中で『不動産価値創造企業』として難しい課題に挑戦し、経営革新されてきたその秘訣を、この10年間の歩みと共に
➀成果のでる経営計画書とは?
➁経営計画書・明確なKPIをどう行動に移すのか?
③どのような管理をして成果に繋げていくのか?
という3つの観点から、実際に実践されてきた経営計画書から、方針、目標、KPIを実績と共にとても分かりやすくワークを交えながらご講義頂きました。
【経営計画書のステップ】
①方針:内部・外部分析→重点課題は何か?
➁目標:定量的な経営目標設定→年度・中期
③計画:目標達成に向けての具体的な行動計画(5W2H)
④管理:年度計画を月次で分解して実行管理→有効なKPIとPDCAで行動管理
ご講演の中で、私自身が特に印象に残っている学びは、経営計画書の『分解』と『管理』です。
年度計画を月次に置き換え、月次目標・KPIを明確にして管理する事。KPIにも階層があり、会社、部門、個人と繋がりを持って、定量的に、具体的にKPI・行動目標を設定し管理していく事で社員さんの成長を促し、やりがいを創り、素晴らしい業績に繋げられている事を紹介して頂きました。
また、私たちが実際に自社に置き換えて考えやすいように、今回はワーク形式で、自社のKGIから明確なKPIを導き出す質問や明確なKPIから細分化された具体的な目標、行動計画を考える質問など、すぐに実行しやすいヒントを学ばせて頂きました。
また、実際に社員さんがたてられている行動計画から、どのように管理されているのかも詳細に紹介して頂き、とても学びの深いご講演でした。
今回、赤鹿レクチャラーのご講義をお聞きして、『決められた事を決められた通りにする事』シンプルですが一番難しい事だと思います。でも、そのことをやり続けることができる企業こそ、どんな時も成長し続けることができるのだとあらためて学ばせて頂きました。
自社ごとになりますが、あらためて自社のKPIを見直し、会社、部門、個人でそれぞれのKPIを明確にし、そして達成する為の具体的な行動計画をたて、社員さんと共に『決められた通りに実践できる』仕組み・環境整備とサポートを実践していきたいと思います。
当日、たくさんの南大阪経営研究会の皆様とリアル会場で共に学ばせて頂けた事を心より感謝いたしております。
そして、今後も皆様と「共に学び・共に栄える」を実践していけたらと思います。
広報会員拡大委員会 酒井 一
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